AM 05:55 いつもは朝に弱い娘だが、昨夜は一番楽しみにしていたビーチが真っ暗で見えなかったので早起きして散歩。 今回宿泊先に選んだのはプラナン半島の海洋国立公園内に位置しているリゾートホテルRayavadee Krabi (ラヤヴァディ・クラビ)だ。
20年前、自然との調和をコンセプトに木を1本も切らずに建設がすすめられたそうだ。 3つのビーチに面している。 とにかく敷地がひろい。
写真はチェックイン時に渡されたホテルの地図。沢山の丸はパビリオンだ。私たちのパビリオンはちょうど中央だった。
「地図は北が上」という先入観で眺めたので、サンライズが見えるのは地図の右側に書いてあるRailay(ライレイ)ビーチだろうと行ってみたが、どうも違う気がしてスタッフに尋ねたら反対側とのこと。
そこで、南北逆の地図だったことに気が付く。
ムムム―。
サンライズが見える東側のNammao(ナンマオ)ビーチ(しつこいが地図では左)は昨夜私たちが到着したところで船着場として使われており、そこで泳ぐ人は殆どいない。
台風の日本は大丈夫だろうか。
案じながら美しいサンライズを二人で拝んだ。
部屋に戻り一休みして遅めの朝食を食べたあと、先ほど間違えていったRailay (ライレイ)ビーチへ。
もう一つのPhranang(ブラナン)ビーチと並び、クラビの他の地区からボートでツーリストがわざわざ来るほどの人気のビーチだ。 ビーチとホテルの間は垣根は低いので、外部の人が入れないように24時間ガードマンが常駐して見張っている。
ホテル側にはプールとサマーベッドがあり、好きな場所のベッドを選ぶとスタッフがビーチタオルと冷たい水を運んでくれる。 リゾートムード、一気に高まる。 娘は一目散に海へ。 私は、まずは今回やりたかった「ビーチで読書」をしばし堪能。
娘に誘われて私も海へ。
透明度は高くて綺麗。 でも人が多い~~。他の人が映り込まないように気をつけながら娘撮影。
まだこの頃は日焼けを気にしていたが、その翌日はどうでもよくなるほど焼けてしまうことになる。
海に入ったあとのプールは格別だ。
日本の塩素たっぷりのプールと違いにおいもなく綺麗。
2人でゴーグルつけて一杯泳いだ。
空を見ながらぷかぷか水中に浮かんでいると頭の中が空っぽになった。 PM 2:30 そろそろ小腹が空いてきた。 チェックイン時に「明日は16時からアフタヌーンティーをご用意しています」という説明があったので、ちょっとだけ我慢してお昼の替わりにした。 アフタヌーンティー後、夕食の予約確認のためレセプションへ。 チェックイン時、「お客様には滞在中当ホテル内のどのレストランでもご夕食を一回分召し上がっていただけるBenefitを差し上げます。サンセットを眺めるレストラン The Grottoがおすすめですが、人気なのでご予約をオススメします。」と言われた。その場で翌日の予約を頼んだ。
チェックイン担当の女性スタッフはとても感じがよかったが、おっちょこちょいさんのようだった。部屋まで案内してくれたとき(地図ではわかりにくいがスーツケース引きずりながら結構な距離を一緒に歩いた)、部屋の前まで来て「あ、すみません、部屋の鍵間違えました」と言って取りに戻り、私たちは5分以上夜のマングローブの中でスーツケースと待機することになった。到着日は置き去りにされることが多かったな。タイの人はのんびり屋さんが多いのかな。でも可愛らしくてほっこりさせられた。
そんなわけで、事前の予約確認はしておかなければと思ったら、案の定予約は入っていなかった...そして、彼女の言う通りすでに満席だった… その次の日も満席だというので、夕食食べながらのサンセット鑑賞は諦めて、19時半に予約を入れた。 レストランはもう一つのビーチ、プラナンビーチに面している。夕食まで散歩しながらサンセットを見ることにした。
「もっとはやくここに来ればよかったね~」 3つのビーチの中で娘も私も一番気に入った。
娘が事前に調べて「行ってみたい!」と言っていた待望のブランコも発見。
夕暮れのビーチを堪能したあと、夕食へ レストランはCave (洞窟)のすぐそば、眼前には海が見えるロケーションにあった。
ビーチはライトアップされて眺めも抜群。
最も海に近いテーブルに案内され、海風を浴びながら上機嫌でディナーが始まった。
と、ここまではよかった...
ほどなくして、まさかのサンダーストームが来てしまった... 大急ぎでスタッフが雨に濡れない洞窟の内側のテーブルに料理を移動してくれた。
その動きは実に素早かった。
雨季は毎日のルーティーンだからだろう。
こうして、ザーザー雨が降る中、海が見えなくなったテーブルで続きのディナーを味わった。。
ちなみにこの日のメインはステーキ。タイ料理ではなかった。 しかも客は圧倒的に欧米系が多かった。
初日スペイン人に遭遇して驚いたが、来てみたらスペイン人ツーリストの多いこと!
オーダーは英語だし、最初は無国籍な雰囲気だったが、シンハービールとサンダーストームがタイにいることを実感させてくれた。
帰るころには雨脚は弱まっていたが、帰りはゴルフカートのようなバギーで部屋の近くまで送ってもらった。
ホテル内の魅力を満喫した一日だった。 タイ旅行 DAY 3 朝のひととき編 へつづく