娘の受験が全て終わり、漸く緊張感から解放された。
コロナ禍にあって唯一の願いは体調万全で受けること、のみ。
幸い、不調を訴えることなく、連日晴天にも恵まれ、無事終わった。
娘は全力でやり切った様子なので結果がどうあれホッとしている。
私の山活も晴れて解禁。
昨日は、うちのNPOの仲間で小田原在住の友紀さんに紹介してもらい、山の保全を目的に活動されているNPO団体に飛び入りで参加した。
まず、チェーンソーの手入れの仕方を教わり、そのあと伐倒までの一連の作業を体験させてもらった(飛び入りなのにたっぷり時間をかけていただき感謝です…)。
実際に切ってる様子がみてみたいというリクエストにおこたえし、団体代表さんの許可を頂いたので動画もアップ。
撮影by友紀さん。 まずは丸太切りから。
次に早速立木に挑戦。 初心者向けに、細くて倒す方向がみつけやすい木を選んで下さった。
最後のカットがやや深かったため、倒す途中で切れてしまった。
安全面を含め、もっと知識を深め技術を向上させるために、近い将来チェーンソー講習を受けようと思った。 終わってから友紀さんと記念撮影。 友紀さん、お誘いありがとうございました🍀
私が山活を始めたきっかけは、去年9月、NHKの「クローズアップ現代」で盗伐と全伐の被害の実態を知ったことだった。
うちの山も危険に晒されているかもしれない。 急に危機感を感じ始め、エンジンがかかった。
まずは林業について学ぶことから始めた。
昨年12月、厚労省委託事業の1日研修が小田原であると知り申し込んだ。
正直、国の事業なので内容は恐らく国の林業政策に沿ったものだろうとあまり期待しなかった。本当は、「クローズアップ現代」に出てきた自伐型林業のことを学びたかった。
なんと、蓋を開けてびっくり。
講師は、NPO法人自伐型林業推進協会の事務局長さんだった! 先月1月に開催された5日間研修も同じく事務局長さんだった! 後から知ったのだが、今年度は特別だったようだ。 なんて幸運なんだろう。 やっぱり先祖の差金か!笑
研修カリキュラムは自伐型林業に特化したものではなかったが、より客観的な視点で国の林業政策を知ると同時に、実際に取り組まれている方々との出会いを通して、自伐型林業こそ私の目指すべき方向だと確信した。
今後、うちの山の将来計画について自伐協さんに相談しながら具体的に進めていくことになり、早速今週中にミーティングを行う予定。
ここで、自伐型林業がよくわかる動画をシェアしよう。
林業のやり方によっては土砂災害という大惨事を招いてしまう。
日本の国土の3分の2は森林だ。
山は海とも繋がっている。 カーボン・ニュートラルを目指すには山を大事にしなければならないのに、日本の林業政策は、はげ山や枯れ木の山をどんどん増やし、SDGsに逆行している。 先祖代々の山を守るのは地球環境を守ること。 山の保全と次世代に豊かな森を残すために、山主としての責任を果たしたい。