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mRNAワクチン(ファイザー&モデルナ)に関する情報のおさらい

先日、30代のある知人から「自分はワクチンを打たない派。遺伝子にどう作用するかわからない」という話を聞いた。


私も、昨年mRNAワクチンが世に出たときには、同じように絶対打ちたくないと思っていた。'


しかし、ワクチンについての情報を読んで理解してからは考えが変わった。

多少のリスクはあるにせよ、COVID-19感染の脅威とは比較にならないというのが今の考えだ。


アメリカでは数か月前に専門用語を使ってまことしやかに書かれたデマ情報が拡散されたが、多くの科学者によって否定され、今年4月の時点ですでにデマの発端となった情報源はネットから姿を消しているらしい(以下に紹介する記事内に記載)。 このワクチンに限らず、新薬や新しいワクチンの長期的な影響は誰にもわからない。 だがらといって、「わからない」で終わっていては、いつまでも新型コロナウィルスにも新たなウィルスにも打ち克つことはできない。 印象で対応を決めるのではなく、専門家の意見に頼るのでもなく、自分なりに理解して納得のいく選択をしていきたい。 ワクチン接種日が決まったので、mRNAワクチンに関する情報をおさらいしておこうと思う。 私の認識を変えてくれた記事から一部抜粋して紹介する。 HP内に開設しているCOVID-19関連ページ、アーカイブにもリンクを掲載している。

一部抜粋 訳:MIDORi

This mRNA vaccine works by providing the body with a set of instructions for creating the spike protein found on the surface of the SARS-CoV-2 virus. The presence of the protein antigen in the body triggers the immune system to produce antibodies, which prepares the body to fight against future infection by the virus itself. このmRNAワクチンは、SARS-CoV-2ウイルスの表面にスパイクタンパク質を作るよう体内に指示を与えることで機能する。このタンパク質抗原が体内に存在すると、免疫系が抗体を産生するきっかけとなり、将来、ウイルスに感染した場合に備えて体を準備する。 However, the vaccine does not contain the virus and cannot cause infection. Additionally, the mRNA in the vaccine does not have the ability to alter DNA inside cells, as it is a transient molecule and does not enter the nucleus where the DNA is stored. しかし、ワクチンにはウイルスは含まれておらず、感染は引き起こせない。また、ワクチンに含まれるmRNAは、一過性の分子であり、DNAが保存されている核には入らないため、細胞内のDNAを変化させる能力はない。 Pregnancy and fertility concerns 妊娠・妊孕性への懸念 Concerns regarding the vaccine’s effects on fertility emerged when an internet source stated that the genetic information for the spike protein is similar to that of syncytin-1, a protein found in the placenta of mammals. ワクチンの生殖能力への影響の懸念は、スパイクタンパク質の遺伝子情報が、哺乳類の胎盤で確認されたタンパク質、シンシティン-1の遺伝子情報と類似していると、あるネットの情報源が述べたことで浮上した。 The source — since removed from the web — claimed that the antibodies produced by the body in response to the vaccine, which targets the SARS-CoV-2 virus’ spike protein, could also target syncytin-1 and cause infertility. この情報源はウェブ上から削除されたが、SARS-CoV-2ウイルス(新型コロナウイルス)のスパイクタンパクを標的とするワクチンに反応して体内で作られる抗体がシンシティン-1も標的とし、不妊の原因となる可能性があると主張していた。 Scientists have demonstrated this claim to be inaccurate. Firstly, immunologists have shown no significant similarity between the genetic information of these two proteins, while blood plasma from COVID-19 patients does not react with syncytin-1. 科学者たちは、この主張が不正確であることを証明した。第一に、免疫学者はこの2つのタンパク質の遺伝子情報には重要な類似性がないことを示しており、COVID-19患者の血漿はシンシティン-1に反応しない。 Secondly, if this claim were true, it would mean that natural SARS-CoV-2 infection would likely cause a higher rate of miscarriage. This has not been seen in studies examining the effects of COVID-19 — female participants with the disease did not display a higher risk of early pregnancy loss. 第2に、もしこの主張が事実であれば、SARS-CoV-2の自然感染では流産の割合が高くなる可能性が高いということになる。これはCOVID-19の効果を調べた研究では見られなかった。COVID-19に罹患した女性被験者の初期流産リスクは高くならなかった。 Additionally, the vaccine’s clinical trials included 11 female participants in the vaccinated group who became pregnant during the trial, compared to a similar number of 12 female participants in the control group. さらに、このワクチンの臨床試験では、試験中に妊娠した女性参加者は、ワクチン接種群では11名であったのに対し、対照群では同数の12名だった。 While there is not yet long-term evidence regarding this claim, animal studies have also not reflected any evidence of fertility loss due to the vaccine. この主張に関する長期的なエビデンスはまだないが、動物実験でも、このワクチンによる不妊症のエビデンスは反映されていない。 Pfizer and BioNTech are also conducting clinical trials in pregnant people to observe the vaccine’s effects in those who are pregnant as well as their infants. また、ファイザー社とバイオンテック社は、妊婦を対象とした臨床試験を実施しており、妊婦とその子どもへの影響を観察している。

※写真はWixより

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