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蘇る映像


なんと。 20年前の自分が写る動画がメキシコから送られてきました。まるでタイムスリップしたみたいです。 それは、1997年、本気で通訳を目指そうと決意した、初めてのメキシコ出張時の映像でした。 初めての現場にして、いきなり初めての講演通訳。 なんという無謀なシチュエーション… 自分の通訳の映像を見るのも生まれて初めてでした。 録画されていたなんて露知らず…しかも、某大学のアーカイブ映像にしっかりと保存されているではありませんか…💦 すべて初めて尽くしで、もう見ながら汗がタラタラと出てきました。 大意は間違っていないけれど、訳しこぼれ続出。 途中で「este~ este~ (えーっとえーっと)」とスペイン語で何度も言ってるし… 帰国後すぐに夜間の通訳学校に通い始め、通訳トレーニングを受け、スペイン語検定1級と通訳案内士の国家資格を取得し、徐々に通訳現場の経験を増やしていきました。 一つだけ当時の自分をほめてやるとしたら、スペイン語の発音でしょうか。今より綺麗な気がします。 しかも、極度に緊張していたにも関わらず声が太い。 ポルトガル語をやりだしてから、Rの発音が柔らかくなってしまったなあという自覚はありました。似てる言語だとついつい、どちらかに寄りがちになってしまいます…


写真はポルトガル語スペイン語辞書です


客観的に聴いても、どうやらそのようです。

2作目CD収録のスペイン語の曲をウルグアイ人の友人に聞かせたら「外国なまりになったミドリの発音がかえってソフトで優しく聞こえる」と言われました… ブラジル人の話すスペイン語の響きはとても柔らかく、それはそれで好きなのでこのままでいいかなあと思っていたのですが、20年前の自分の発音を聞いて思い直しました。 今度の金曜日のリビングライブではCD収録曲以外のスペイン語の曲を2つ歌おうと思っています♫ 巻き舌クッキリやります!


初心に帰ったスペイン語を聴きに遊びにきてくださいねー🍀

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