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Blog MIDORismo
MIDORismo=既成概念に捉われない生き方
2022年11月4日
音楽からジェンダー問題を考える その2 〜イパネマの娘について(日本語訳つき)〜
その1で書いたエピソードを機に、自分のレパートリーを見直すことにした。 これまで、ボサノバの代表曲「イパネマの娘」は定番だから外せないと思って歌ってきた。 メロディとコードは芸術的で、リオの雰囲気にぴったりな軽やかさに魅力がある。 世界中で愛されてきた所以だろう。...
2022年10月28日
音楽からジェンダー問題を考える その1
いいメロディだなーと思っても、歌詞の内容には全く惹かれない曲がある。 たとえ歌詞の内容に共感できなくても、メロディにフィットした言葉選びにこそ芸術性があるのだろうと思い、レパートリーとして演奏してきた。 しかし、今年に入ってある出来事がきっかけとなり、考え方が変わった。...
2022年6月16日
Wave(Vou te contar) ポルトガル語歌詞和訳
前回、「Wave (Vou te contar')」 の歌詞ができるまでのストーリーを書いたが、 「じゃあ、歌詞の意味は何なのよ!」という声が聞こえてきそうな気がしたので(!?) ざっと訳してみた。 目ではなく、心で読んでほしい(←訳文にヒントあり) ところで......
2022年6月14日
「Wave」(1967) 歌詞が誕生するまでのストーリー
ブラジルの親戚からプレゼントしてもらった本「Tom Jobim / Wagner Homem & Luiz Roberto Oliveria」は、ブラジル音楽の巨匠、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を演奏するときに欠かせない貴重な資料。 今度のライブ会場は海に近い。...
2021年10月13日
ブラジル人のジェスチャー
スペイン語圏の中でもずば抜けてジェスチャーの種類が多いのがアルゼンチンだ。 一説によると、イタリア系移民が多いから、とのこと。 空港で大げさな身振り手振りをしている人がいたら、イタリア人かアルゼンチン人のどちらかに違いない、と言う人もいる。...
2021年9月17日
サンパウロにある隈健吾氏の作品
先日、ある筋からポルトガル語の仕事のお話を頂いた。 残念ながら条件が合わなかったので成立しなかったのだが、オファーの内容を通して、ブラジル・サンパウロに、建築家隈健吾氏の作品があることを知った。 その名も「JAPAN HOUSE」...
2021年6月5日
エリス・レジーナと名曲『O Bêbado e a Equilibrista 酔っ払いと綱渡り芸人』
先週、名曲『O Bêbado e a Equilibrista 酔っ払いと綱渡り芸人』解釈続編 を書いたあと、映画「Elis」をもう一度みたくなり、4年半ぶりに視聴しました。 この映画は、ブラジル軍事政権下(1964年―1985年)、多くの知識人や文化人が検閲を受け、拉致...
2021年5月25日
ブラポル語文法の謎 〜 teu と seu 〜
昨日英語に関する記事を書いて、そういえば最近ポルトガル語のポの字も書いてなかったと思い、今日は前から取り上げたかった話題について書きます! 以前アップしたTom Jobimの曲『Se todos fossem iguais a...
2020年7月29日
Saudade(サウダージ)をどう訳す?
もう20年以上前のことです。 海外から来日する政府要人の接遇手配を担当していたとき、一緒に仕事をしたポルトガル語の日系人通訳さんに「唐突ですが、サウージ、サウダージってどういう意味ですか?」と質問したことがありました。 当時はまだスペイン語と英語しか知らなくて、FMラジオ番...
2020年6月25日
ゆるーく再開します
NHKEテレ「ゆるカフェ系ハルさんの休日」が再々放送され、久しぶりにギタリスト露木達也さんとライブやろうという話になり、来月24日にユルユルスタイルでやってみることになりました。 緊急事態宣言は解除されましたが、油断できない状況は依然続いています。...
2020年6月20日
オープンエアーレッスン
今日の午後は4か月ぶりのボサノヴァ・レッスンです! 天気が良いのでこんな感じでやります。 対面席は少しずらして ディスタンシング バルコニーはお隣さんから丸見えなので、バックに布をつけました。 麻の布を購入し、ハサミでカットした上下は手縫いでまつって端にフック用のハトメをつ...
2020年6月9日
Luz do Sol 太陽の光 続編
先週6月4日(木)、2017年に出演したNHKEテレ「ふるカフェ系ハルさんの休日茅ヶ崎編」が再々放送されました。 昨日、Googleから「貴HPの検索数が通常の1000%になり、上位に上がっています!」との通知がありました。テレビの影響力は大きいですね。...
2020年2月11日
ブラジルポルトガル語辞書の発音記号について~その2~標準発音はあるの?
前回のブログはこちらです。 私は、白水社から回答をもらうまで、ブラジルの発音に地域差があることは把握していましたが、標準とされる発音については知らなかったので、回答内にあった「標準的なものと認知される発音」にすぐさま興味を持ち、自分で調べてみることにしました。...
2020年2月6日
ブラジルポルトガル語辞書の発音記号について~その1~
前回の記事で、白水社の「現代ポルトガル語辞典」アプリの発音記号への疑問について書きました。辞典に記載された発音記号の引用元は何か、音声入力をした女性はどこの国の人なのか。これらの疑問を直接白水社に問い合わせたところ、以下の回答がきました。...
2020年2月2日
オンラインでポルトガル語の正しい発音を確認できる辞書
綺麗な発音でブラジルの歌を歌いたいというかた向けの発音のレッスンを自宅で行っています。 私はネイティブではないので、発音記号と規則に忠実に従って伝えます。 「現代ポルトガル語辞典」アプリは基本的な単語の音声が出るのでレッスンに使ってきましたが、「これ、間違いじゃない?」とい...
2019年5月22日
"Você, você" 訳しました
このところ英語の作業が多いので、ちょっと小休止でポルトガル語の世界へどっぷり身を委ねてみたくなり、母の日に紹介した曲 ” Você, você(あなた、あなた)" を日本語に訳してみました。 日本語訳詞と共に、今回は詩を書いたChico...
2019年1月20日
辞書に載っていない表現に出くわしたときに便利なアプリ
ポルトガル語の文章を添削してくれたブラジル人が以下のコメントをくれたんですが、こういう表現って辞書には載ってないんですよね〜 Arrasou!やるじゃん! Disponha! どういたしまして! こんな時に頼りになるアプリ、みつけました。...
2018年4月27日
iPhoneの音声認識
私は意識して音声入力を使っています。 各言語の入力状態に合わせていないと、とんちんかんな単語が出てくるので要注意ですが笑 音声入力を使うと、きちんと発音できているつもりでもそうでなかった、という盲点に気付かされます。 例えば、英語だと単語によってはcをgと認識したり(例co...
2018年3月10日
A Felicidade
カンヌ国際映画祭やオスカー外国映画賞を受賞した映画「黒いオルフェ Orfeu do Carnaval」(1959年)の主題歌「A Felicidade ア・フェリシダージ(幸せ)」を紹介します。 前回「Luiza」の解説でも引用した本「Tom Jobim/Wagner...
2017年12月21日
英語を用いたポルトガル語学習
先日、ブラジル人のFacebookフレンドの投稿を読んでいて、「これ、前にも読んだことがあるわ」と途中で気がついた記事がありました。 所謂、チェーンメール的な記事です。 一番最後に「笑った人はどうぞご自由にコピーペーストして投稿してね」という文章があり、そこで本人の記事では...
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